今日は、僕が出会い系で勧誘目的の女に遭遇した時の話を紹介しようと思う。
会うまでは順調だったんだけど、だんだん雲行きが怪しくなってきて…(/_;)
出会った女の子のスペック
年齢 | 29 |
職業 | 不明 |
ルックス(特徴) | 坂道系のアイドル顔 |
スタイル | 小柄で細身 |
出会ったサイト | PCMAX |
使用した費用 | 500円くらい |
会うまでに費やした時間 | 4日 |
結婚ラッシュにうんざり。
このところ、僕はまわりの結婚ラッシュに参っていた。
上司、同僚、高校の友人、大学の友人、エトセトラエトセトラ。
極めつけは、実家の母親からの電話。
母「いとこの〇〇ちゃん、結婚するってよ。…あんたもいい相手とかいないの?もういい年なんだし…」
僕「え、あ、ま、まぁ、いないことはないかな?(画面の中ですけどねぇ〜〜!!)」
母「え〜!そうなの!?今度紹介しなさいよね!」
僕「へ?う、うん。よ、予定が合えば…ね。」
あぁ。思わず強がってしまったけど、相手なんてリアルにいるわけないよ;ごめんね…
母親との電話を思い返してはしばらく自己嫌悪におちいっていたけど、仕事で怒涛の納品ラッシュに追い込まれた僕はそれどころではなくなっていた。
しかし、再び激しい自己嫌悪に襲われることとなる。
キッカケは、とあるアニメ。
クタクタになって帰宅した週末、僕はヒロインにドハマリしていたアニメを一気観していた。
迎えた最終話。
…
オチは、ヒロインと主人公が結婚するハッピーエンドだった。
(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)ブワッ
「ぅ..うう。君まで結婚するのかよ..」
母親との電話が脳裏によぎる。
まぁ、いないことはないかな?(画面の中ですけどねぇ〜〜!!)
母さん、僕の嫁が嫁にいっちゃったよ…画面の中からも消えちゃたよ…
―ン; ウワァァ—–。゚(゚´Д`゚)゚。—–ン!
ああ、僕はもう完全に一人だ!!寂しい、寂しすぎるよ…。
出会いはPCMAXの掲示板
気を紛らわせるために非リア充達のSNSでも眺めよう。
と、ブラウザのブックマークタブを開いた時、ふと以前登録していた出会い系のPCMAXが目についた。
出会い系…かぁ。
…もしかすると、ここなら孤独な僕にも相手が見つけられる…カモ
で、で、でも、結婚なんてまだ考えてもないしなぁ…
いや、そもそも出会い系で結婚相手なんて探している人なんて…いない..かな?
や、でもでも、もしメッセージとか送って本気にされちゃったら心の準備が…
今の僕に必要なのは、この寂しさを埋めてくれる女の子。
休日にお茶とかしてくれたり、そんな子がいてくれさえすればいいんだけど…
と悩んでいるうちに、気づくと僕はログインボタンをクリックしていた。
…掲示板っていうのがあるのか。
なるほど、ここで「◯◯日に会いましょう!」みたいな出会いの募集が行われているんだね。
バーっと画面をスクロールしていると、ある募集が目についた。
ネ??…ネカフェ!!?
募集の内容をくわしく見ると、今週の土日に新宿のネカフェで会える人を募集しているとのことだった。
こ、この子こそ、今の僕が求めている気軽に会える女の子なのでは!!?
え、でもこの子プロフィール写真が…ない?
めちゃめちゃブザイクだったら怖いな..
いや、でも…
…このまま孤独な生活が続くなんてごめんだ!!!
よし!!!!
↓意を決してメッセージを送信。
ここまでかしこまれば相手に失礼は無いはず。
送信後そわそわしながらメッセージを開いたり閉じたりしていると…
!!?
めちゃめちゃ丁寧な返信!!
しかも、僕の仕事についても質問をくれている!?
…ということは、もしかしてめちゃめちゃ好感触なのでは!!?
返信を続けてみる。
さて…どんな返信が…
人の成幸をサポートする仕事?…成幸??なんだろ?
いやいや、そんなことより「今週末お会いしませんか?」って…
もしかして僕誘われてる!?展開はやすぎぃwww(*’д`*)ハァハァ
しかも、仕事の話聞いてみたいとかめちゃめちゃ僕に興味持ってくれてる!
ネカフェじゃなくて喫茶店ってことだけど、確かにいきなりネカフェで2人なんてちょっと不安だよね。
返信はモチロンイエス!!!!
即レス10秒で返したから誤字がひどかったけど、向こうから誘ってるんだから絶対大丈夫でしょ!!
しかし、10分ほどたっても返ってこず…
…って来ないじゃん…やらかした (TДT)
と絶望しかけていると…
よっしゃあ!!!これで一安心!!
まあ、わかってたけどね!!
アポは土曜日11時に新宿東口の喫茶店。
しかし、順調すぎて自分が怖いww
しかも、向こうから誘ってくるし、場所とか時間まで指定してくるし…
これはモテキが到来したのでは!!
なんて、ウキウキしながら待ち合わせ当日を迎えたのだった。
新宿東口で待ち合わせ
新宿についたのは待ち合わせの1時間前。
ウロウロソワソワと時間を潰していると、そう言えば彼女の顔が分からない事に気づいた。
僕もハッキリ顔の分かる写真を載せているわけではない。
え…え?これ…やばいんじゃない!!?
焦りつつメッセージを送るとすぐに返信が!
よ、よかったああ!!即レスもくれるしマジでエエこやぁ…w
コレで一安心。ひとまず、ちょっと時間は早いけど喫茶店へ先に入り時間を潰していることにした。
待ち合わせ10分前。まだそれらしい女の子は来ない。
(う、うわぁ。緊張がやばい…)
心臓がバクバクと音を立てる。
(·:゚д゚:·)ハァハァ(·:゚д゚:·)ハァハァ
額の冷や汗を拭いていると、キョロキョロしながら店内を歩いている女の子が。
服装は白シャツにデニムスカートのカジュアルな雰囲気。背は低く、黒のロングヘアをリボンで束ねていた。
か、か、かわえええ!!ヾ(*´∀`*)ノ゛
肌は白く、坂道系のアイドルみたいなルックス。
(こ、こ、こ、声かけなきゃ)
立ち上がると、テーブルに膝を打ち大きな音が店内に響いた。
バン!ガタ!いってぇ…
彼女はこちらに気づいたようで近づいてきた。
だ、ダサいとこ見せちゃった…(/_;)
「だ、大丈夫ですか(´・ω・`)? 」
「あ、え、っと。は..はい。なんとか…」
「あ、えっと、オタ男さん?で合ってますか?」
「そ、そ、そ、そうです…(·:゚д゚:·)」
「良かった!改めて、よろしくお願いします!(*´꒳`*)」
「あ、は…はい!えっと、今日…はよろし..くお願いします!」
なんかいい匂いするし、めちゃめちゃかわいいんですけども!!(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
と、興奮していると…
男「あれ、何してんの?」
「え!奇遇ですね!!」
(だ…だれ?)
白シャツに刈り上げパーマのなんだかイケイケな男が突然テーブル前に来て声を掛けてきた。
「あ、すみません!私の尊敬してる先輩です!」
「え..?え、あ、え?は…はじめ..まして…」
(…まじで誰?)
「こちらは最近知り合った方なんですけど、今日はお仕事の話とかしたいなって!」
男「へえ!いいね!僕もぜひご一緒したいなぁ(*^^*)」
「いいですね!3人のほうが盛り上がりそうですし、オタ男さん大丈夫ですか?」
「は?え..え?ま…まあ…」
押されるがままに返事をしてしまい、なぜか3人でテーブルを囲む流れに。
まさかの◯◯勧誘
「えっと、オタ男さんは今web関係の仕事してるんでしたっけ?」
「はい..まあ。」
「やっぱり残業とか多くて大変なんじゃないですか?」
「ま、まあ…たしかに…」
「ですよね…私も似たような業界で働いてるんですけど、残業が多すぎてしんどくて辞めようか悩んでました…」
「う、うん。」
「でも、そんな時先輩が声を掛けてくれて、目標ができたんです!今は働きながらですが、追々はア◯ウェイ一本で行きたいなって!」
(..ん?いまア◯ウェイって??(゚Д゚))
「…」
「あ、ごめんなさい、ア◯ウェイって知ってます?」
「…え、っと、ねずみ講?」
や、やべ(꒪ཫ꒪; )思わずポロリ。。
男「いやいや、みんなそうやって言うけど、勘違いなんですよ!」
「ヒエッ(゚д゚;ノ)ノ」
刈り上げパーマの男がすごい勢いで割って入ってくる。
男「アムウェイは完全平等だから、決して上だけ儲かるわけじゃないんですよ!!」
「は..はぁ」
男「世間的なイメージが悪いのは僕も重々承知です。でも、実はアメリカ大統領が直々に挨拶に来るほど優良企業なんです!!!」
「….(;´д` )」
「ちなみに、実際に商品とか見たことはありま..」
「ちょ、トイレ!」
このままではアカンと、とっさに話をシャットアウト。
男「あ、すみません夢中になっちゃって。どうぞどうぞ。」
荷物を持ち早足でトイレへ向かう。
個室に入り一息つき…
いやいやいやいや、完全勧誘じゃん!!
なんなんだよ、あの刈り上げパーマ男!!絶対グルだろ!!!ヽ(`Д´#)ノ
…というか、席戻ったたらまたあの熱量で勧誘される…(;´д` )
やばい…なんとかして抜け出したい。
トイレは幸いなことにさっきから居たテーブルから遠い。
でも、正面からでると絶対に目につく。
ならば…
トイレからそろりと出て、近くに居た定員さんに声を掛ける。
「す、すみません..い、いま、悪質な勧誘を受けてて、目につかないように抜け出したいんです..けど…」
店員「…え?ああ、あの席の。またか。出禁っていってるのに。」
「…?またか…とは?」
店員「いや、この店毎回勧誘につかわれてるんですよ。いいですよ、裏口案内します。」
「あ、ありがとうございます!!」
話を聞くと、店としても勧誘行為は迷惑だからア◯ウェイ関係は出禁にしているよう。しかし、毎度違うメンバーで来るから対処しきれていないらしい。
どうやら僕は完全にカモになっていたようだ(泣)
店員さんの神対応のおかげでひとまず僕は喫茶店脱出した。
一安心して力が抜けそうになったが、トイレに行くといってだいぶ時間がたっているからそろそろ怪しんでいるかもしれない。
後ろをチラチラと気にしながら、僕は足早に改札へ向かった。
…あ、会計払ってない。まあ…ざまあみろだ。 ( ̄∇ ̄)
結果的にひと泡吹かせられてちょっとスッキリw
まとめ
後々調べてみると、ア◯ウェイ信者にはある特徴があることがわかった。
それは、当て字。
- 最幸→最高
- 成幸→成功
- 志事→仕事
- ありがとうご財増す→ありがとうございます
- 望年会→忘年会
奴らはこんな当て字を好んで使う事が多いんだ。
改めて今回のメールを見返すと…
はっきりと”成幸”の文字がw
こうした当て字はメールだけじゃなく、プロフィールにも書かれている事があるらしい。
また、やり取りしてそうそうに喫茶店などに誘い出してくるのも勧誘目的のユーザーによくあるケースらしい。
僕は向こうから積極的に誘われて舞い上がっちゃったけど、みんなはこんな女性と出会ったら勧誘目的を疑うようにして欲しい!
ちなみに、出会い系には勧誘の他にもパパ活や業者などの迷惑ユーザーが潜んでいる。以下の記事にくわしくまとめているので、遭遇しないためにも目を通して特徴を掴んでおいて欲しい!
→【出会い系体験談】心臓バクバクの童貞オタクが美女とまさかの!?