
頭いってぇ…(ー’`ー;)
ベッドから体をおこすと、テーブルの上には飲みかけの缶ビールにつまみの袋。外はもう暗い。
ここ最近ずっとこんな週末を迎えてる気がする…
金曜日、溜まっていた仕事を片付け、開放感な気分で帰宅。
適当にご飯を済ませ、さて何をしようかな、と考えていると翌週の事が脳裏によぎる。

そう言えば、月曜打ち合わせあったな…てか、やり残してる仕事あったわ…
いやもういい。酒のんで忘れよ!!!
(*>∀<)oくうぅ!!
(´Д`//)ヒッククゥーッ!!
と、酒を飲めば一時は気持ちよくなれるんだけど、翌朝は最悪な二日酔い。
どんなに外がいい天気でも外に出るなんて気は起きず、そのまま再び2度寝。
目を覚ますと既に一日は終わってる。
仕方なく冷蔵庫からビールを出して…
…いや、ワイはアル中患者か?(´;ω;`)
酒以外になにか…
酒以外のはけ口がなきゃ、このままアル中まっしぐらでは…
趣味をつくるとか?
…でも、インドア派だからスポーツとかは無いな。かといって、料理作るとかプラモデル組み立てるとかチマチマしたの苦手だし…
アニメの推しに貢ぐとか?
…いや、それを生きがいにするとかムナシすぎぃ(´;ω;`)

どうせなら画面越しじゃなく、生身の女の子に癒やされたい…
女の子との出会い…
…( ゚д゚)ハッ!
出会い系ならイケるのでは!!!

実際に何人かと会ったことあるし!
帰ったら可愛い女の子が家で待っててくれて、一緒にご飯食べたり、お風呂入ったり、おスケベな事したり….(·:゚д゚:·)ハァハァ (·:゚д゚:·)ハァハァ
…
んなこと、非モテオタの僕に起こるはずがないか。
コミュ障だからメッセージの内容考えるだけでドッと疲れるし。
…
でも、一人で酒飲み続ける生活なんてマジ終わってる…

やっぱやるしか。(゚A゚;)ゴクリ
出会い系のPCMAXを開き、以前登録していたIDとパスを打ち込んだ。

キッカケはPCMAXの写真プロフィール検索
さて、いざログインしたもののどんな女の子が良いのか…
ひとまず、「写真プロフィール検索」で東京住みの女の子のプロフィールを片っ端からチェックしてみることに。

一覧で女の子のプロフィールが表示されて見やすいから、なんとなくいい子いないかなーって時に僕はよく使ってる。
30分ほどプロフィールを眺めていると、気になる女の子を発見!
都内で美容師をしているらしい、26歳の女の子!
ロリっぽくて清楚な感じがいい!マスクではっきり顔はわからないけどけど、癒やし系な雰囲気が漂っている!(·:゚д゚:·)ハァハァ
よ、よし!(゚A゚;)ゴクリ
さっそくメッセージを…
…
いや、でも冷静に考えて美容師と僕なんて釣り合う?
プロフ写真もオシャレだし、僕みたいなダサいオタク相手にされない希ガス(´;ω;`)

職場にはオシャレでイケイケな男もたくさんいるだろし、比べられて冷めた目で見られるのがオチでは…
ここは大人しくやめとくのが正解か…
諦めてブラウザを閉じようとするも、やっぱり思い留まる。
…でもやっぱ癒やされたい。
可愛い子に膝枕されたり、よしよしされたり…(·:゚д゚:·)ハァハァ (·:゚д゚:·)ハァハァ

もし、可能性があるなら!!
思い切ってメッセージを送ってみると…
悩んだすえ、ひとまずメッセージでアプローチしてみることに。

こ、これでどうだ…?
何も変なことは書いてないハズ…
ソワソワしながら返信を待っていると、すぐにPCMAXのメッセージ画面に通知が!
ドキドキしながら開いてみると…
さっそく返信が来ていた!

「始めたばかりですが…」ということは初心者か!?
これはチャンスカモ!!
やさしく手とり足取り教えてあげれば、「頼れる殿方!ちゅきっ♡」みたいな感じでメロメロになるに違いない..!(·:゚д゚:·)ハァハァ
↑こんな感じで頼りのある男感を出してメッセージを送信!
しばらく待っていると返信が!
さっそく開いてみると…

「色んな人と遊んだりしてるんですか?」…?
や、やらかした…(´;ω;`)
慣れてる感じを出したせいで警戒された…
焦りながら返信を書き終え、すぐに送信。

嫌われちゃったカモ…(´;ω;`) 返信来なかったらツライ…
せっかく返信くれたのにこれで終わりなんて悲しすぎ…
絶望しながら返信を待っているとメッセージ通知。
恐る恐る開いてみると…

こ、これはリカバリー成功…?
いや、でもなんかまだ警戒されてる気が…
も、もうひと押ししといたほうが良いかも。
↓こんな感じで誠実さを出して返信。

こ、これでどうだ..?
…

良かったああ!!!信頼してもらえたようで一安心。
というか、あれ…?
ご、ご飯に誘われている!!?
信頼できそうな相手には結構グイグイ来るタイプの女の子だったのか!!
どん底から一気にテンションMAXw
モチロン返事はイエス!ついでに、どのへんに住んでいるか探るために職場の場所を聞いてみると…

けっこう僕の家から近い!
しかも、なんと向こうから休みを聞いてきた!
職場に出会いがなかなかないらしいし、かなりチャンスでは!!?
中央線ユーザーのようなので、思い切って吉祥寺でご飯に誘ってみると…
すんなりアポが確定!
週末土曜日の夕方に、吉祥寺で待ち合わせることになった。
飲み屋街の「ハモニカ横丁」を知っているということは、けっこうお酒が好きそうな雰囲気!

これはホテルIN確定案件かもwww
待ち合わせに来たのは…
迎えた週末、ドキドキする気持ちを抑えながら待ち合わせの吉祥寺に向かった。
早めについたので駅前でソワソワしながら時間をつぶしていると、あっという間に約束の時間10分前。

や、やばい緊張してきた…
心臓をバクバクさせながら改札前で待っていると、コチラを見ながら近づいてくる女の子が!
「オタ男さんですか?」
案の定、声をかけられる!
服装は、古着っぽいワンピースにライダースジャケット。さすが美容師だけ会ってオシャレ!!
…でも、体型がちょっと横に広い…イメージしていたよりも太っていたのでガッカリ…
しかし、顔はブサイクではなく愛嬌のある感じ。茶髪のボブヘアーがよく似合っており、雰囲気は悪くない。
「あ、え、っと。」
「…うん (´・∀・)?」
「は、は、は、じめまして!..(·:゚д゚:·)」
「よろしくお願いします!一瞬違う人かと焦りましたw」
「あ、と、え、その、緊張…や..すみません..(·:゚д゚:·)」

(や、やばい。テンパりまくり…)
「ダイジョブですw私も実はちょっと緊張してますw」
「ほ、ほんとですか…?そうは見えないです(・ω・`;)」
「職業柄慣れてますからw」
「えっと、行きたいお店とかありました?」
「あ、や、これから考えようかな…と(・ω・`;)」
「じゃあ、美味しいお店しってるので一緒に行きましょ!」
「は、はい!」
普段から客相手におしゃべりしている美容師だけあって初対面でも緊張しないタイプらしく、彼女にリードされるままお店に向かった。
行きつけのお店かと思ったら…
彼女に誘導されるまま後ろをついていくと、ハモニカ横丁の奥にあるこじんまりとした和食居酒屋にたどり着いた。
時間が早かったおかげか、お店は結構空いている。
テーブルに通されると、彼女から店員さんにオーダーを切り出してくれた。
「コレとコレと…あ、お酒はビールでいいです?」
「あ…じゃ、じゃあ、ビールでお願いします(·:゚д゚:·)」

(うん?なんだかスゴく慣れた感じ?)
「え、と、よ、よく来るんです?」
「元カレとよく来てたお店なんです(´・ω・`)」
「な、なるほど…」
「あ、スミマセン、もう吹っ切れてるので気にしないでください。(´・ω・`)」
「そ、そうなん…だ(´・ω・`;)」
深く聞いて良いのか迷っていると、テーブルにビールと料理が届く。
乾杯を交わすと、彼女は景気よくグイグイとジョッキを飲み干した。
「美味しい!結構オタ男さんは飲める人ですか?」
「え?あ、割と…(·:゚д゚:·)」
「じゃあ、今日は楽しく飲みましょう!!店員さんビールおかわりで!」

(話下手な僕には助かるんだけど、なんだか妙に無理してる感じがあるような..?)
気になったので突っ込んで見ると…
様子が気になったので、思い切って元カレの事を突っ込んでみる。
「えっと、その、彼氏とは最近別れたんです…?」
「 ( ´・д・)え。」

(ヤバい…やっぱこの話題はまずかったカモ)
「あ、いや、スミマセ…」
「はい、実はそうなんです…(´;ω;`)」
「…?(´・ω・`;)」
「2週間前に急に振られて…(´;ω;`)」
完全に話を聞いて欲しいモードに突入したようで、グイグイ酒を飲みながら彼女は語りだす。
なんでも、5年以上付き合って急に脈絡なく振られてしまったらしい。出会い系に登録したのも、彼氏を吹っ切るためだったよう。

どおりでグイグイと向こうから誘ってきたわけだ。
「こっちだってイロイロ我慢してたのに、一方的にラインもブロックされて…」
「う、うん(´・ω・`;)」
「ありえないですよね!しかも…」
「うん(´・ω・`;)」
「でも…」

(それにしても、全然止まる気配がない…)
話を聞いてあげているとまさかの…
2時間ほど相槌を打ちながら話を聞いていると、彼女はかなり酔っ払ってきたようで…
「ねえ。オタ男さんは彼女いないんですよねぇ?( *´∇`)」
「あ、や、その…いない…です(·:゚д゚:·)」
「じゃあ、私と同じでフリーなんですねぇ( *´∇`)」
…
(*・ω・)-oギュッ

!!?
彼女は、おもむろにジョッキを掴んでいた僕の手を握ってきた。
「あ…え…(·:゚д゚:·)」
「もしよかったら…この後、ウチで呑みませんか…? (´·ω·`)」
さっきまで楽しそうに酔っていたのに、急に表情が落ち込んでいる。
「え..?と..?( ゚д゚)」
「…ワガママ言ってすみません…(´;ω;`)」
「あ..え、あの…え…( ゚д゚)」

唐突な流れに、思考停止…
「…優しく話聞いてくれるから、ツイ…(´·ω·`)」
「今日はどうしても一人になりたくない気分になっちゃって…(´;ω;`)(´;ω;`)」
…つまり?
こ、コレは完全にイケる流れ?!?
「えっと、そ、その。ぼ、僕で良かったら!」
シドロモドロになりながら答えると…
「ありがとうございます…(´;ω;`)」
…
まさかの一晩を共にする流れに急展開!!
会計を済ませ、手を引かれるままに彼女の家へと向かった。
…
当然何もないわけが無く。
ベッドでイチャイチャしたり、一緒にお風呂に入ったり…
最高の一晩を過ごしたw

弱っている女の子は狙い目とよく言うけど、マジでその通だったらしいw
ちなみに、今回会った子の他にも何人か失恋中の女の子を攻略している!その時の話は以下の記事にくわしくまとめているので、気になった人はぜひチェックしてみて欲しい!