大型連休の中日、僕は猛烈なアニメ燃え尽き症候群に襲われていた。

連休序盤は本当に楽しかった(´;ω;`)
思う存分2度寝して、昼過ぎから1日がスタート。パジャマのまま買い溜めておいたカップメンをすすりつつアニメの視聴を開始。心置きなくアニメに没頭する毎日。
ウゥッヒョオアアァアアアァ(´゚ω゚)連休楽しすぎぃぃwww
でも、アニメにはいつか最終話が訪れる。ストックしていたアニメをすべて見終えたのが連休中日の午後。

…( ゚д゚)虚しすぐる。
すべての楽しみを失ったような虚無感。みたいアニメは全て見てしまったし、もう何もやることが残っていない。追うものがないってこんなに虚しかったっけ。

ああ…記憶を消してアニメをもう一度一周したい….でも、そんな事現実的に不可能。
我に返ると、薄暗い部屋で僕は1人。
…( ゚д゚)虚無。ダレカボクノココロヲミタシテ
この虚無感を埋めるためには…
少しでも心を満たすため、さっきまで見ていたアニメの同人誌でもdlしようとパソコンを立ち上げると、以前登録していた出会い系のPCMAXが目についた。

PCMAX…。出会い系…かぁ( ゚д゚)
出会い系なら、もしかするとアニメを失った僕の心を満たしてくれる女の子が見つかるかも…しれない。
…いや、でも、リアルの女の子とやり取りするのはマジで大変。以前何人かとやり取りしてたこともあったけど、うまくメッセージが続かないまま時間と気力を奪われて諦めてしまった。

そもそも、女の子と話すのが苦手な僕が簡単に相手を見つけられるハズがないよ(´;ω;`)
だからアニメの推し達に癒やしを求めていたのだけど…もうその癒やしは今の僕にはない。まだ連休は手つかずで半分ほど残っているけど、予定は空白。
時間はたっぷりある。やらない理由は…。やらない理由は…。知らない女の子とやり取りすると疲れる…でも…でも、このままじゃせっかくの連休が….
せっかくの連休をこのまま虚しい気持ちで過ごすなんて…やっぱり嫌だ!
…(゚A゚;)ゴクリ
PCMAXのログイン画面に以前登録していたIDとパスワードを打ち込みログイン。

出会いはPCMAXの掲示版募集
ひとまず、出会いの募集が行われている掲示版をチェックすることに。
画面をスクロールしていると…
めちゃめちゃ気になる書き込みを発見!
せ、せ、せめられ..たい年下を募集している!!?これはもしかして、エッチなおねえさんというやつなのでは!?

やばい、めちゃめちゃ興奮するww(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
確かに僕みたいな恋愛経験がろくにない非モテヲタには、リードしてくれる女性のほうが良いのかもしれない!
よし!早速メッセージを送ってみよう!
….いやでも、どんなメッセージを送ればいいんだ..?

正直に「経験の少ないオタクです」…とか?
いや、自ら経験少ないって暴露する必要もない気がする。…第一、わざわざ暴露してバカにされるのも嫌だし…
でも、「攻められたい年下」を募集してるみたいだし、なんか受け身な感じでメッセージを送ったほうがいい…のかな?

どうしようかな…。
というか、そもそも僕なんかがメール送っても相手してくれないかもしれない…変なこと送って引かれるのも嫌だし…
悩ましい…なんかメッセージ以外にアプローチ出来る方法はないものか…
ちょっと調べてようかな…
□_ヾ(・_・ )カタカタ □_ヾ(・_・ )カタカタ
…こ、これは!!?(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
PCMAXには「タイプ!」という、気になる相手に「〇〇さんからタイプ!が届きました!」という通知を送れる機能があるらしい。
これをつかえば..
これをつかえば、もしかすると向こうから僕にメッセージを送ってくれるかもしれない!!
メールが苦手な僕には、めちゃめちゃ嬉しい機能!
もし「タイプ!」を送ってメッセージが返ってくれば、もう完全に脈アリということ!!
よし、なんだかイケそうな気がする!!!!!
さっそくプロフィール画面を開き…
「タイプ!」ボタンをクリック!!!
ソワ( •ω•` 三 ´•ω•)ソワソワ( •ω•` 三 ´•ω•)ソワ
PCMAXのメッセージ画面を開いては閉じ、開いては閉じ…ソワ( •ω•` 三 ´•ω•)ソワソワ…(´·ω·`)…
ソワ( •ω•` 三 ´•ω•)ソワソワ…(´·ω·`)…

全く返ってくる気配が…ない…
もう少し待ってみようか…
いや…。(´·ω·`)
やっぱり、僕なんかに興味を持ってくれる訳がないか…
うん…そもそも勝機なんてなかったんだ。
そうだよ..ね。(´;ω;`)
声をかけた相手はまさかの…
諦めてパソコンを閉じようとした時、メールボックスに一件通知が来ていることに気づいた。
…通知?

え。これは….まさか!?
き、き、既婚者!!!?ということは、まさか人妻さんということなのか!!?
年下を攻めたい人妻さんとか、もうエチエチすぎでは!!?

エチエチのエチエチでは?(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
しかも「ぜひよろしくね」とか、完全に脈アリ!!
もう会うまでは秒読みってコトですよねぇww よし、すぐにでも返信をば送ろうジャマイカ!
興奮で誤字ってるけど、まあ問題はないっしょww
しばらく待っていると..

あ、あ、明日、明後日とか…どう…?
つまり、これは向こうから誘ってるってコト!!!!?
や、やばい(((;”°;ω°;)):ガクガクガク
いきなり誘われるとか、いや、うん。う、嬉しいんだけども、僕にも心の準備ってものが(((;”°;ω°;)):ガクガクガク
や、やっぱりやめといたほうが…
もちょっと会うのは関係を深めてからっていう…

…ってん?なんかまた通知がきて…る?
ま、まじか..(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
あまりにも積極的…では?(((;”°;ω°;)):ガクガクガク
いや、やっぱり都合が合わないとかで断っておいたほうが…
…
…
い、いや。ぼ、僕はなんのためにPCMAXをやってるんだ!

い、今ここで勇気を出さなければ一生後悔する..かもしれない。
ここは男らしく腹をくくるしか…
くくる..しかない…(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
お、お、お、送ってしまった…((((;≡д≡;i))))ヵ゙タヵ゙タ㌦㌦
ちょっと気を鎮めるためにコンビニでも…
と立ち上がろうとすると、すぐに通知が…

よ、よ、よ、よ、よ(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ(:.;゚;Д;゚;.:)ハァハァ
待ち合わせは夜の赤羽
翌日、待ち合わせ1時間前に到着した僕は、ひたすらに赤羽駅前を徘徊していた。
(゚Д゚;≡;゚Д゚)ウロウロソワソワ…
よ、夜に会ってご飯とか、コレはそういうことだよ….ね?(((;”°;ω°;)):ガクガクガク
合流した後の事を考えると、期待と緊張で胸が張り裂けそう。

なんかもう、考えすぎて気持ち悪くなってきた(;゚;艸;゚;); オエップ
クタクタになりながら迎えた待ち合わせ10分前。
足の震えを押さえながら改札が見える場所に立っていると、直ぐ横にキョロキョロと誰かを探している様子の女性がいることに気づいた。
ノースリーブの黒いワンピースに黒髪の細身な女性。
身長は低いけどスラッとしていてスタイルがいい。メイクは少し濃いめだけど、キツイ感じではなく清楚な雰囲気。なかなかの美人!!
横顔を見つめていると、目が合う。
「あ!もしかして、オタ男くんですか?」
プロフィールには41と書いていたけれど、肌にたるみやシワはなくずっと若くみえる。
「え、と、あ..(゚A゚;)ゴク」
「…うん?」
「そ、そう..そうです!!!Σ(゜Д゜)」

思わずめちゃめちゃ大声で返事をしてしまった…orz
「わっ(゚Д゚)」
「あ、ごめん..なさい..」
「ふふww(*´艸`)もしかして、緊張してる?」
「い、いや…そんなこと..ない..」
「そうかそうか。大丈夫だよ!今日は楽しもうね♡」
「あ、え、あぅ(´Д`)..お、お願いしま…す」
手を引かれるまま、繁華街方面に向かった。
お店で..
お店は彼女が良く行くという、安くて美味しいイタリアン。
テーブルにつき落ち着かないままソワソワしていると、店員さんがやってくる。
「なにか飲む?(o・ω・o)」
「…え..とじ..じゃあビ..ール…で」
「おっけ。料理は適当に頼んじゃって大丈夫かな?」
「…は..はい..大丈夫…です」
すべて任せきりでなんだか情けないorz

こ、ここはお酒を入れて乗り切るしか…!
オーダーしたビールがテーブルに届くと、一気に飲み干す。
(/◎\)ゴクゴクッ・・・
「お、良い飲みっぷりだねw」
「あ..の、喉..乾いてまして(·:゚д゚:·)」
「じゃあ、私もおかわり頼もうかな〜」
すぐに店員さんを呼び2杯目をオーダー。
2杯目を飲み干す頃には、いい感じに酔がまわり少しまともに話せるように。
「あ…あ…の..思ったよりお、お若いです…ね」
「え、そう?うれしいなあ。オタ男くんも思ったより可愛い感じでよかったよw」
「え..?か、可愛いって..ど、どこがです..か?(·:゚д゚:·)」
「いや、すごく緊張してたし笑 もしかして、あんまり女性経験ない?」
「い..や、いや、そんなことぉ..ないですよぅ ( ◜ω◝ )ニチャア! 」
「ごめんごめんww」

軽くいじってきたけれど、なんかお姉さんキャラにリードされてるみたいで悪い気はしないw
人妻さんはかなり酒豪らしく、付き合っているうちに僕はみるみる仕上がってきた。
「でね、旦那とはもうここ何年もしてないし、スッカリ冷めきっちゃててねぇ」
「…(´Д`//)なるほどですねぇ」
少し意識がもうろうとしつつも、あいづちを打ちながら旦那の愚痴を聞いていると..
「結構飲んだなあー。ねぇ、そろそろ行こっか!」
「あ..(´Д`//)はひ!」
「モチロン、今日は朝まで付き合ってくれるんだよね?w」
「え.. ( ´゚д゚)ん..あ..(´Д`//)はひ!」
「よし!(*´꒳`*)じゃあいくよー(*・ω・)-o」
「あ..あい!(´Д`//)」
店を出ると、人妻さんに手を引かれるまま繁華街の奥へ進んでいった。
それから…

…ただ、僕はスッカリ出来上がっていたので、正直この後の記憶があまり無いんだよね…
でも、うっすらホテルに入るなりズボンを下ろされてご奉仕された覚えがあるw
ちなみに、人妻さんとはそれ以降も連絡をとっていて、「また旦那が出張に行ってる時一緒に御飯行こうね♡」と約束してる!
次会う時はあまり緊張せずに話せそうだし、お酒を飲みすぎないように注意しなきゃねww
以下の記事にもエッチな人妻さんとの出会いをまとめているので、気になった人はぜひチェックしてみてね!